[ニュース]2011.6.7
ラシエルバとディブで決定戦
 空位になっているIBF世界フェザー級王座の決定戦が7月29日、オーストラリアのシドニーで行われることになった。カードは2位のホルへ・ラシエルバ(メキシコ)対3位のビリー・ディブ(豪)。  
 この王座は3月、ユリオルキス・ガンボア(キューバ/米)がホルへ・ソリス(メキシコ)との防衛戦を前に、IBFが定める当日計量規定に触れたため剥奪されていたもの。
決定戦に出場するラシエルバは7月14日に33歳になるベテランで、16年のキャリアで52戦39勝(26KO)7敗6分の戦績を残している。07年にセレスティーノ・カバジェロ(パナマ)の持つWBA世界スーパーバンタム級王座に挑んで判定負けしているが、以後の4年間は7連勝(4KO)と好調を維持している。今年4月にはフェルナンド・ベルトラン・ジュニア(メキシコ)との挑戦者決定戦で判定勝ちを収めている。
 一方のディブは25歳。こちらも08年10月、スティーブン・ルエバノ(米)の持つWBO世界フェザー級王座挑戦に続く2度目の世界アタックとなる。以後は10連勝(7KO)と、こちらも好調だ。戦績は33戦31勝(19KO)1敗1無効試合。
 この日は、ダニー・グリーン(豪)対アントニオ・ターバー(米)の元世界王者対決も組まれている。