[ニュース]2011.6.7
菊地、引退のメッセージ
会長に花束を渡す菊地
 6日、後楽園ホールで引退セレモニーを行った、元WBC女子世界ミニマム級王者・初代女子東洋太平洋ライトフライ級王者・菊池奈々子(白井具志堅)。引退スパーでは具志堅会長をパートナーに、本気モードの戦いで会場を沸かせ、現役引退を惜しむ声も聞かれた。
 ボクシングモバイルでは、引退セレモニーを直前に控えた菊地を直撃。モバイルユーザー・ファンに菊地奈々子が最後のメッセージを送った。
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元WBC女子世界ミニマム級王者・初代女子東洋太平洋Lフライ級王者
菊池奈々子(白井具志堅)
■現役時代を振り返って。
菊地 海外でも試合をさせて頂き、世界戦も沢山したし、ここ後楽園ホールでもメインを何度も務めさせてもらった。そういう意味ではボクサーとして最高の経験ができました。

■これまで想い出に残る試合は?
菊地 タイで最初に戦った試合。刑務所で戦い、世界のベルトを獲った試合。それとアメリカで戦った、カリーナ・モレノとの試合が一番印象に残っています。
ファンに最後の挨拶
■ボクシング人生を一言で表すなら?
菊地 私のボクシング人生は「波乱万丈」でしたね(笑)。辛く、楽しく、また辛くみたいな。だけど本当に楽しい現役生活でした。

■最後にモバイルユーザー・ファンにラストメッセージを!
菊地 今日で私は最後のリングになります。これまで色んな想いがありますが、そういう全ての想いを会長とのスパーにぶつけたいと思います。4分間、私の全てをこめて戦います。そして悔いなく、清々しい気持ちでリングを降ります。今まで菊地奈々子を応援して頂き、本当にありがとうございました。

 会長との引退スパーリング。菊地は4分間最後まで本気でぶつかり、思い残すことなく現役最後のリングを後にした。菊地奈々子は第二の人生も、全力で完全燃焼を目指す。