[ニュース]2019.10.17
KO負けのパトリック・デイが死去
左:デイ 右:コンウェル
 今月12日(日本時間13日)に米国シカゴで行われた試合で痛烈なKO負けを喫し、意識不明のまま救急搬送されたパトリック・デイ(米)が16日に死去した。27歳だった。
 元世界4団体統一クルーザー級王者アレクサンデル・ウシク(ウクライナ)のヘビー級転向第1戦の前座でチャールズ・コンウェル(米)とスーパーウェルター級10回戦を行ったデイは、4回と8回にダウンを奪われ、迎えた10回に左フックを浴びダウン。その際に後頭部をキャンバスに打ちつけ担架で運び出された。搬送先の病院で緊急手術を受け、その後は昏睡状態にあったデイは、家族や友人に見守られながら息を引き取ったという。
 デイはWBA世界ミドル級チャンピオン村田諒太(帝拳)のスパーリングパートナーを務め、日本でも知られていた。