[発表会見]2019.10.15
グリーンツダジムが12月にトリプルタイトルマッチ
3大タイトルマッチを発表
 日本スーパーフライ級王者の奥本貴之(グリーンツダ)と日本ユース・スーパーバンタム級王者の下町俊貴(グリーンツダ)、そして元日本ウェルター級王者の矢田良太(グリーンツダ)が15日、大阪市内のジムで次戦発表会見を行った。3選手は12月8日(日)、エディオンアリーナ大阪(大阪府立体育会館・第2競技場)で開催される「CRASH BOXING.19」でそれぞれタイトル戦に臨む。
本石昌也会長
 本石昌也会長は「12月8日のトリプルタイトルマッチの発表会見となります。まず、メインイベントで、日本スーパーフライ級王者の奥本貴之の4度目の防衛戦として元日本王者の中川健太選手と対戦が決まりました。今回は対戦相手を選択できる試合でしたが、あえて、サウスポーの元日本王者の中川選手と戦って、世界に向けて試練を乗り越えて欲しいと思っています。続いて、元日本ウェルター級王者の矢田良太は現在空位のWBOアジアパシフィック・ウェルター級王座決定戦として強打の同級1位の別府優樹選手との対戦が決まりました。『浪速のターミネーター』と『九州のタイソン』が関西で激突します。それと、日本ユース・スーパーバンタム級王者の下町俊貴は対戦相手はまだ決まっておりませんが、初防衛戦になる予定です」と詳細を発表した。
右:奥本貴之
 続いて4度目の防衛戦が決まった奥本は「前回の試合、KOで勝ったので、今回の試合もすっきりと勝って、島田先生と会長に世界に行っても良いと言って貰えるように頑張ります」と意気込んだ。「いつも対戦相手の映像は見ないので、どんな選手かわかりませんけど、元チャンピオンなので僕が(ベルトを)奪いにいく気持ちで挑みます」と拳を握った。
王座返り咲きを目指す矢田良太
 王座返り咲きを目指す矢田は「浪速のターミネーター矢田良太です。このタイトルは3年前に1度挑戦してボコボコにやられて負けています。あの日の悔しさは忘れず、そのあと日本チャンピオンになり、3年ぶりの2度目の挑戦になります。季節外れですが、このピンクのスーツのように桜満開にして皆さんを喜ばせます」と気合を入れた。

 
物静かな下町俊貴
 最後に初防衛戦が決まった下町は「このベルトで一つの形には残ったのですが、もっと上を目指すして、この次の試合も勝って、会長に認められるようにしたいと思います」と静かに闘志を燃やした。
12月8日は大阪のリングが熱い!