[前日計量]2019.10.10
和氣慎吾が世界前哨戦で圧勝を宣言
左:和氣 右:ラモナル
 WBC(世界ボクシング評議会)スーパーバンタム級2位、IBF(国際ボクシング連盟)同級4位の和氣慎吾(32=FLARE山上)が10日に都内の日本ボクシングコミッション本部事務局で前日計量に臨んだ。和氣は明日の後楽園ホールで開催される「ゴールデンチャイルド.127」のセミファイナル、フェザー級8回戦で元OPBFスーパーバンタム級ランカーのジュンリエル・ラモナル(30=比)と拳を交える。
自分の力を出すだけ
 先に秤に乗った和氣は100gアンダーの57.0kgでクリア。両者は13年10月にOPBF王座を懸けて対戦。和氣が3回TKO勝ちで防衛に成功している。6年ぶりにラモナルと対面した和氣は、「相変わらず厳つい顔をしている」と印象を語ると、「圧倒するのは当たり前。早く倒したいが、焦らず攻めていけば自然と倒れる」と返り討ちに自信を見せた。
 世界前哨戦と位置づけした和氣は、「(世界戦は)チャンスがもらえるなら相手は誰でも良い。あとは運に任せるだけ」と来年の大勝負に向けて存在感をアピールする。
アップセットを狙うラモナル
 一方、5度目の来日となるラモナルは300gアンダーの56.8kgを測定。6年前の試合を振り返ったラモナルは、「前回はカットして負けたので悔しい思い出として残っている。勝てば世界ランクに入るチャンス。だから勝ちに行くよ」と意気込んだ。
6年前の対戦は和氣が3回TKO勝ち