[前日計量]2019.9.20
久我勇作「圧倒して世界へ突き進む」
左:久我 右:藤原
 日本スーパーバンタム級タイトルマッチの前日計量が20日、都内の日本ボクシングコミッション本部事務局で行われ、王者の久我勇作(28=ワタナベ)と挑戦者で同級3位の藤原陽介(32=ドリーム)が秤に乗った。試合は明日の21日に後楽園ホールで開催される「DANGAN227」のメインイベントにセットされている。
余計なパンチをもらわず倒しに行く
 今年5月に奪還した王座の初防衛戦を行う久我は100gアンダーの55.2kgで秤を降りると、「相手が誰とか関係なく、いつも通りの調整ができた。明日は初防衛戦だが、前にも防衛戦をしているので内面的に落ち着いている。守る気持ちより勝ってさらに上に行きたい。圧勝して世界へのステップアップしていきたい」と静かな口調ながらも自信に満ち溢れていた。
逃げずに打ち合う
 一方、2度目の王座挑戦の藤原は200gアンダーの55.1kgでパス、「相手はパワーがあるが、ビビッて下がるようなことはしない。前回の試合で倒すコツを掴んだので出していきたい」と必勝を誓った。試合の翌日に33歳になる藤原は、「勝ってベルトを手にしたい」と最高の誕生日を迎えたいと語った。