[海外前日計量]2019.9.14
フューリー、ナバレッテがべガスで前日計量
フューリー再起2戦目
 米国・ラスベガスのT-モバイル・アリーナで14日(日本時間15日)開催される、元世界ヘビー級統一王者タイソン・フューリー(英)の再起第2戦目。ヘビー級12回戦で相手となるWBA(世界ボクシング協会)同級4位オット・ワーリン(スウェーデン)が、13日に前日計量で現地に現れた。
 アンダーカードでは1ヶ月足らずの試合間隔で、3度目の防衛戦を戦うWBO(世界ボクシング機構)スーパーバンタム級王者エマヌエル・ナバレッテ(メキシコ)が、同級2位ファン・ミゲル・エロルデ(フィリピン)と拳を交える。
メキシコ独立記念日を祝うフューリー
 メキシコ独立記念日となる試合の雰囲気に合わせ、フューリーは同国のプロレス、ルチャリブレのマスクを着けて登場、秤に乗ると115.3kgをマークした。対するワーリンはフューリーより7.8kg軽い107.5kgを記録。この試合の勝者にはメキシコを本拠地とするWBC(世界ボクシング評議会)から、MAYAベルトという記念ベルトが贈呈されることになっている。プロモートはトップランンク社、中継はストリーミング配信サービスESPN+が行う。
ナバレッテvsエロルデ
 僅か28日間でV3戦を行うナバレッテはスーパーバンタム級リミットの55.3kgを100g少ない55.2kgでパス。対するエロルデは400gアンダーの54.9kgで秤を下りた。1ヶ月を切った短い試合間隔も、ナバレッテは母国の独立記念日開催という特別興行への想いから出場を決めた。フィリピンの英雄フラッシュ・エロルでの孫としてミゲルが世界初挑戦に挑む。