[海外ニュース]2019.8.23
ナバレッテが28日間で早くもV3戦
今度はラスベガス
 WBO(世界ボクシング機構)スーパーバンタム級王者エマヌエル・ナバレッテ(メキシコ)がV3戦を行うことが決定した。9月14日(日本時間15日)に米国・ラスベガスのTモバイル・アリーナで開催されるヘビー級12回戦、タイソン・フューリー(英国)vsオット・ワーリン(スウェーデン)戦のアンダーカードで出場。相手は同級2位ファン・ミゲル・エロルデ(フィリピン)となった。
ナバレッテが僅か28日間でV3戦
 ナバレッテにとっては今月17日(日本時間18日)にフランシスコ・デバカ(米国)を3回TKO勝利で一蹴したV2戦から、わずか28日間の試合間隔でリングに戻ってくる。敗れたのは12年7月に4回戦での1敗のみで、その後はアイザック・ドグボエ(ガーナ)に連勝し、世界王座を獲得。初防衛に成功して一挙にスーパーバンタム級トップクラスに躍り出た。メキシコ独立記念日にあたる同興行への出場を熱望していたナバレッテの願いが叶った形だ。
フラッシュ・エロルデの孫が挑戦
 対するエロルデはフィリピンの英雄フラッシュ・エロルデの孫として08年にプロデビュー。11戦目となる米国戦で初黒星を喫するも、その後はフィリピンを軸に18連勝。今年3月には川島翔平(真正)を地元マニラで敗り、WBOアジアパシフィック・タイトルV4を達成し、今回の世界初挑戦のチャンスに繋げた。