[ニュース]2019.8.21
ボクシング協会が他の格闘技の門戸解放検討会を開催
日本プロボクシング協会
 日本プロボクシング協会(JPBA)が22日に都内で統括団体である日本ボクシングコミッション(JBC)の協力のもと、他格闘技に門戸解放を検討する全国集会を開催することがわかった。
 キックボクシングや総合格闘技の選手やジム、団体などとの交流に向けて意見交換し、門戸解放に向けた方向性を考えていく。全国のジムの会長やマネージャー60人近くが出席する予定だという。
議題は多くあるが、主要テーマは3つ。

1、他格闘技選手のボクシング公式試合出場について。まず、ヘビー級と女子に特化し、相互交流を認められないか
2、すでに世界主要4団体(WBA、WBC、IBF、WBO)が認定するムエタイとの交流
3、他格闘技を受け入れる際のルールの再確認や注意点の徹底

 今年6月にJPBAとJBCは「非ボクシング」には協力しないことを共同宣言を発表していた。ボクシングの名のもとで商業性のみを追求するイベントや企画などへの関与、協力をしないなどとした一方で、「競技スポーツとしてのボクシングに参加することについては、門戸を開放しこれを歓迎する」とした。他格闘技との交流を断絶するのではなく、門戸を開放するスタンスに変わりはない。