[海外試合結果]2019.8.18
ナヴァレッテが圧勝のV2戦
WBO世界スーパーバンタム級タイトルマッチ
 米国・カリフォルニア州ロサンゼルスのバンク・オブ・カリフォルニア・スタジアムで、17日(日本時間18日)WBO(世界ボクシング機構)スーパーバンタム級タイトルマッチが開催された。2度目の防衛戦となる王者エマヌエル・ナヴァレッテ(メキシコ)が、同級10位のフランシスコ・デ・バカ(メキシコ)の世界初挑戦を迎え撃った。
ナヴァレッテがダウンを奪いTKOでV2
   初回から王者ナヴァレッテは積極的に攻め込むと、2回終盤に右アッパーで挑戦者デバカからダウンを奪う。そして続く3回、ナヴァレッテがデバカをロープに釘付けにするとレフェリーは試合をストップ。3回1分54秒でナヴァレッテが勝利しV2を達成した。米国で初となる自身がAサイドでのメインイベントで、役割を全うしたナヴァレッテの戦績は29戦28勝(24KO)1敗。初黒星となったデバカの戦績は21戦20勝(6KO)1敗とした。
左:リベラ 右:マグダレノ
 再起第2戦目を迎える元WBO世界スーパーバンタム級王者ジェシー・マグダレノ(米)と、元世界挑戦者ラファエル・リベラ(メキシコ)のフェザー級10回戦。序盤はサウスポーのマグダレノがジャブと足を使い距離を保つと、挑戦者リベラはインファイトを仕掛ける。マグダレノは中盤も中に入ってくるリベラをクリンチで対応。そして迎えた9回、リベラがコーナーに詰めたところ、左フックでマグダレノがダウンを奪った。その後も必死に追うリベラの右肘で、マグダレノが右まぶたを切るアクシデント。レフェリーは偶然のバッティングとコールし、ドクターストップ。3-0(88-82、89-81×2)でマグダレノが9回負傷判定勝利となった。2階級制覇を目指すマグダレノの戦績は28戦27勝(18KO)1敗、敗れたリベラは32戦26勝(17KO)4敗2分となった。