[インタビュー]2019.8.15
粉川拓也「このチャンスに懸ける」
移籍2戦目でのチャンスに燃える!
 元OPBF東洋太平洋スーパーフライ級、日本フライ級王者の粉川拓也(34=角海老宝石)が8月23日(金)、後楽園ホールで開催される「SLUGFEST.10」のメインでWBC世界フライ級15位のジェイアール・ラクィネル(22=比)が保持するOPBFフライ級王座に挑戦する。
 昨年7月に現WBOアジアパシフィック・フライ級王者の阪下優友(角海老宝石)と引き分け、今年5月の移籍初戦ではサウスポー渡邉秀行(Reason郡山)に辛勝。ここ数戦、苦しい試合が続く粉川が、昨年3月に前王者の中山佳祐(ワタナベ)、小坂駿(真正)を強烈な左ストレートで圧倒してきた生きのいいフィリピンホープを相手にどのような対策を練って臨むのか注目だ。
 厳しい戦いが予想される今回、粉川は「失うものはない。このチャンスに懸けている」と決意した。