[海外ニュース]2019.8.9
ダニエル・ローマンの次戦が決定
2冠王者ローマン、ニューヨークに初登場
 WBA(世界ボクシング協会)&IBF(国際ボクシング連盟)スーパーバンタム級王者ダニエル・ローマン(米)が、WBA同級2位ムラドジャン・アフマダリエフ(ウズベキスタン)と指名戦を行うことが決まった。9月13日(日本時間14日)米国・ニューヨーク、マジソン・スクエア・ガーデンのザ・シアターで開催。プロモートを行うマッチルーム・ボクシングのエディー・ハーン氏が6日にメディアへ伝えた。
ローマンvsアフマダリエフ
 2冠王者ローマンは今年4月に当時IBF王者だったTJ・ドへニー(アイルランド)と王座統一戦を行い、2度のダウンを奪い2-0の判定勝利。ローマンはWBAのアフマダリエフ以外に、今年2月に米国・ロサンゼルスでIBF指名挑戦権を獲得した元世界王者、岩佐亮佑(セレス)と、どちらかの指名戦を選択しなければならなかった。
 そんな中、2日(日本時間3日)にパナマシティのWBA本部で行われた入札ではアフマダリエフ陣営が興行権を単独入札で獲得。しかし、その後の交渉でマッチルーム・ボクシングでの興行で挙行されることとなった。IBF指名挑戦者である岩佐の今後の動向も気になるところだ。
メインイベントはメイウェザー2世候補
 当日のメインイベントにはメイウェザー2世候補と呼ばれているWBC世界ライト級2位デビン・ハニー(米)が、同級3位ザウル・アブドゥラエフ(ロシア)を相手にWBC世界ライト級挑戦者決定戦を行う。さらに女子7階級制覇王者アマンダ・セラノ(プエルトリコ)が、総合格闘技の舞台でも戦うWBO世界女子フェザー級王者ヘザー・ハーディ(米)への挑戦もセットされている。