[ニュース]2011.5.27
デラホーヤとトップランク和解か?
オスカー・デラ・ホーヤ
5月27日未明にオスカー・デラ・ホーヤ(米)が犬猿の仲と言われているトップランク社代表のボブ・アラム氏とマニー・パッキャオ(比)に宛てたつぶやきをツイッターで流した。
ボブ・アラム
以下和訳した全文

ボブ・アラムへ まず初めに私の起こしてきた行動により貴方と家族を苦しめたことを心からお詫びします。
また、同じくマニー・パッキャオにもお詫びします。あなたは真のチャンピオンだ。私は自分の間違いを認めることによって、まわりの人たちが許してくれることを望んでいます。そして、今後は私たちが愛して止まないボクシングのためにお互い力を合わせていくことを願っています。ファンや選手にとってこのままではフェアではないので、前を向いて最高の対戦カードを実現していき、世界にわれわれの力を見せていきましょう。 ボブ、ありがとう。
あなたの友、オスカーより。

デラ・ホーヤはプロ入り直後からボブ・アラム氏が代表を務めるトップランク社の選手として数々のビッグマッチをこなし、10年ほど前にゴールデンボーイ・プロモーションズ(GBP)を興してからも、提携して自身の試合をプロモートするなど良好な関係は長く続いていた。
 しかし、6~7年前からGBPが独自で活動するようになり、マニー・パッキャオをはじめ有力選手の契約、露骨な引き抜きをするようになってから確執が表面化。(結局、パッキャオの取り合いではGBPは敗北)
今年に入ってもGBPがノニト・ドネアの引き抜きを画策するなど、両者間の亀裂は決定的なものになっていた。

ツイッターという公式な謝罪ではないが、この発言を受けて、ボブ・アラム氏は謝罪を受け入れ共同開催に前向きなコメントをした。 デラ・ホーヤの謝罪が本心であれば、今後の世界のボクシングにとって大きなターニングポイントとなりそうだ。