[試合後談話]2019.7.27
富岡3兄弟の最終兵器が戦慄デビュー!
左:若木 右:富岡
 アマチュアジュニア6冠の富岡浩介(17=REBOOT)が27日に後楽園ホールで開催された「DANGAN226」の第2試合、53.0kg契約4回戦で2018年東日本スーパーフライ級新人王の若木忍(33=畠山)を相手にデビュー戦を行った。長男にA級ボクサーの哲也(23)、次男に2016年東日本ミニマム級新人王の達也(21)、さらに従兄弟に日本ライト級3位の樹(22)を持つ浩介の実力は――。
富岡がデビュー戦を飾った
 ゴングと同時に若木が飛び出し右フックを繰り出すが、サウスポー富岡は軽快なフットワークで外し左クロスを決めて先制のダウンを演出。再開後は右フックでグラつかせるとレフェリーが割って入った。17歳の富岡がわずか42秒で試合を終わらせた。
イメージ通りに戦えた
 昨年の東日本新人王を相手に初回TKO勝ちを収めた富岡は、「相手が最初から出てくるのは想定内だった。パンチも見えていて落ち着いてできた。お金を払って見に来てくれるお客さんのために魅せる試合をしたかった」と会心の勝利に胸を張った。
左から達也と哲也、右:樹が祝福した
 アンダージュニアで6冠を達成した富岡は、「一度きりの人生なので他の人と同じではつまらない」と高校へは進学せずプロへの道に進んだ。「兄が獲れなかったので自分が獲る」と来年の新人王を目標に掲げた。