[前日計量]2019.7.26
新旧テクニシャン対決
三代と竹中の好カード
 OPBF東洋太平洋スーパーフェザー級タイトルマッチの前日計量が26日に都内の日本ボクシングコミッション本部事務局で行われ、王者の三代大訓(24=ワタナベ)と挑戦者で元OPBF東洋太平洋フェザー級王者の竹中良(34=三迫)が計量に臨んだ。
 試合は明日の27日に後楽園ホールで開催される「DANGAN226」のメインイベントにセットされ、動画配信サービス「Paravi(パラビ)」でLIVE配信される。
自信が武器になっている
 これが3度目の防衛戦となる三代は100gアンダーの58.8kgでクリア。強敵との対戦が続く三代は、「強い相手と組んでもらいジムに感謝している。右ストレートと試合への組み立てが良くなり、右肩上がりで成長を実感している」と王座防衛に自信を示した。
ここがゴールではない
 1ヶ月前から伯耆淳トレーナーと新コンビを結成した三代は、「ハンドスピードが速くなった。明日は初回から主導権を握って、理詰めで倒せたら最高の展開」とチャンピオンの力を見せると語った。
対戦するのが楽しみ
 一方、リミットちょうどの58.9kgで秤を降りた竹中は、約2年2ヶ月ぶりの後楽園ホールでのタイトル戦に、「タイトルマッチの雰囲気は久しぶりで緊張するが、良いですね」と笑顔を見せた。10歳年下の三代を、「評価の高い伸び盛りの選手」と印象を語ると、「彼が思っている力を超えられる自信がある」とOPBF王座2階級制覇に静かに闘志を燃やした。
コンディションは絶好調
 竹中は横に並んだ三代を見て、「身長は想定していた通り。明日はリカバリーしてもっと大きくなってくると思う。立ち向かってみてイケると感じた」とコメント。
 熊本に移り住んだ竹中だが、現在は試合があるため妻と1歳の長男とは離れて暮らしている。今回は観戦に来れず、明日はベルトを手に勝利の報告をする。