[メキシコ情報]2019.7.8
女子ライトフライ級王座戦
左:ベルムーデス 右:トーレス
 IBF(国際ボクシング連盟)女子ライトフライ級タイトルマッチが6日(日本時間7日)にメキシコ・メキシコシティで行われ、王者エベリン・ベルムーデス(23=アルゼンチン)と挑戦者で前WBA(世界ボクシング協会)女子同級暫定王者のシルビア・トーレス(28=メキシコ)がベルトを懸けて対戦した。
ベルムーデスがベルトを死守した
 長身のベルムーデスが距離を取りジャブ、ワンツーで攻め立てると2回と4回に右ストレートを決めてダウンを奪った。しかし、5回以降は疲れが見えはじめ、打ち終わりに左フック、右ストレートを浴びて失速。さらに8回にはラビットパンチで減点1が課せられた。終盤もトーレスの右ストレートが冴えわたり試合終了のゴングを聞いた。採点は96-93、94-96、95-95の三者三様で引き分けた。2度目の防衛に成功したベルムーデスは13戦12勝(3KO)1分。一方のトーレスは23戦21勝(7KO)1敗2分とした。