[東京五輪]2019.6.10
2倍面積の新施設で心機一転!
岸清一氏の銅像も移された新施設の入り口
 1964年東京のレガシー(遺産)でもあった東京・渋谷区にある岸記念体育会館の老朽化が懸念され、新たに建てられた神宮外苑地区のジャパン・スポーツ・オリンピック・スクエアに、日本ボクシング連盟も今日から移転した。解体される会館の跡地は「東京都立公園」として整備される予定で、離れる時には、涙ぐむ職員も少なくないという。

【移転先】
東京都新宿区霞ヶ丘町4-2-7階
Japan Sport Olympic Square
TEL:03-6804-6751
FAX:03-6804-6752
日本スポーツ界の総本山だった岸記念体育会館
 岸記念体育会館は大日本体育協会の岸清一・元会長の遺言と寄付で、1940年に東京・神田駿河台に建設され、前回の東京五輪の際に現在地に移転した。日本ボクシング連盟の菊池浩吉副会長は「旧事務所は、荷物の整理中に貴重な資料も多く出てきた歴史を感じさせる場所だった。新会館は2倍以上の面積で職員増加も予想されるので、作業効率の向上が期待できます」とコメントした。
ボクシング連盟事務局
 ジャパン・スポーツ・オリンピック・スクエアには「岸清一メモリアルルーム」も設けられた。