[前日計量]2019.5.18
富士山のお膝元でKO宣言
明日のメインは激戦必至
 WBOアジアパシフィック・スーパーフェザー級14位の市川大樹(23=駿河男児)と日本同級7位の杉田聖(29=奈良)が18日に静岡県富士市内のジムで前日計量に臨んだ。試合は明日の19日(日)にふじさんめっせで開催される「駿河男児Desafio8賞金マッチ」のメインイベント59.5kg契約8回戦で行われる。
明日は倒す!
 100gアンダーの59.4kgでパスした市川は、「調子が良いので明日は倒して勝って賞金をもらう」と気合いの表情。ジムの期待がかかる市川は日本ランキングと賞金を狙うと語った。
奈良から参戦する杉田
 一方、昨年10月の日本タイトル挑戦者決定戦からの再起戦に臨む杉田は200gアンダーの59.3kgを測定した。敵地に乗り込んできた杉田は、「明日は静岡で盛り上げて倒して勝ちます」とこちらもKO決着を約束した。
左:古橋 右:堀池
 セミファイナルではスーパーバンタム級8回戦で日本同級19位の堀池雄大(34=帝拳)とOPBF同級シルバー王者で日本同級6位の古橋岳也(31=川崎新田)が対戦する。両者ともリミットちょうどの55.3kgでクリアした。静岡県浜松市出身の堀池は、「いろいろな思いがあるので明日は練習でやってきたことを出して勝つ。息子も生まれたので家族のためにもすべてを出します!」と勝利へ決意を口にした。
 一方、6連勝中の古橋は、「初めての会場でワクワクしている。堀池さんは地元のリングで当然気合が入っていると思うが、自分はそれ以上のメンタリティとボクシングで勝ち名乗りを受ける」と話すと、「明日はインターネットで生配信されるということなので、皆さんに格好良いところを見せますよ」と自信を示した。 
左:村地 右:タブゴン
 ここまで3戦全勝(3KO)の村地翼(22=駿河男児)は53.0kg契約8回戦でWBOアジアパシフィック・スーパーフライ級7位のレイモンド・タブゴン(28=比)と拳を交える。200gアンダーの52.8kgでクリアした村地は、「今年一発目の試合になるが飛躍の年にするので、明日はインパクトのあるKO勝ちで知名度を上げたい」とコメント。わずか4戦目でフィリピン人からランキングをもぎ取りに行く。一方、これが初来日のはタブゴンは600gアンダーの52.4kgで計量を終えた。
目立つ試合をすると村地