[前日計量]2019.5.18
小西伶弥が令和初の世界王者を目指す
神戸で激戦の予感!
 IBF(国際ボクシング連盟)ライトフライ級3位の小西伶弥(25=真正)が18日に神戸市内のホテルで前日計量に臨んだ。小西は明日の19日(日)に神戸ポートピアホテルで開催される「THE REAL FIGHT」のメインイベントで王者のフェリックス・アルバラード(30=ニカラグア)に挑戦する。小西はライトフライ級リミットの48.9kgを100g下回る48.8Kg、アルバラードは300gアンダーの48.6Kgでクリアした。計量を終えた小西は「明日、リングに上がるのが楽しみ」と静かに闘志を燃やした。
令和初の世界王者へ準備万端
 計量を終えて囲み取材に応じた小西は絶好調そのもので口も滑らかだった。土居進フィジカルトレーナーにアドバイスを受け、さらに独学で調整したという小西は、「試合2日前にリミットまで落ちたので、今朝はバナナ3本とうどん1玉を食べてエネルギー補給することができた。これまでにない調子の良さです」とベルト奪取に自信をみなぎらせた。
 IBFは前日計量とは別に当日計量があり10ポンド(約4.5kg)以上増やしてはいけないルールがある。小西は「明日の計量が終わってからガッツリ食べます」とコメント。これから母特製オムライスでリカバリーし明日の決戦に備える。
2度目の来日のアルバラード
 一方、秤から降りると一気にドリンクを飲み干したアルバラードは、 「非常に良いコンディションに仕上がった。明日はしっかり勝つだけ」と手短に話し会場を後にした。
明日は令和初の関西での世界タイトル戦
■検診結果
王者:フェリックス・アルバラード(ニカラグア)
血圧:124/69mm/Hg
脈拍:48/min
体温:36.3℃

挑戦者:小西伶弥(真正)
血圧:118/87mm/Hg
脈拍:64/min
体温:36.9℃