[ニュース]2019.4.21
元OPBF王者の川口裕氏が引退式
川口裕氏が引退式
 元OPBF東洋太平洋バンタム級王者の川口裕氏(32=グリーンツダ→引退)が21日にエディオンアリーナ大阪(大阪府立体育館・第2競技場)で開催された「CRASH BOXING.17」で引退式を行った。
13年間のボクシング人生に終止符を打った
 2004年10月にデビューした川口氏は数々の名勝負でファンを魅了した激闘ファイターで2015年4月にOPBF王座を獲得。初防衛で手放すと、タイトル奪還を目指したが返り咲くことはなかった。2017年8月の坂本英生(フジタ→引退)戦がラストファイトとなった。与那覇勇気(真正)と2ラウンドのスパーリングを披露した川口は、「興味本位で始めたボクシングだったが、いつの間にか元OBPF王者の小松則幸さんの背中を追いかけていた」。「チャンスを与えてくださった本石会長、世界のボクシングを叩きこんでくれた島田先生、ジムのスタッフののみなさん本当にありがとうございました」と感謝の気持ちを言葉にした。
故小松則幸さんの叔父が挨拶した
 引退後の現在は不動産に勤務していることを明かした川口氏は、「家が欲しい人は相談してください」といたずらっぽく笑うと、「幸せなボクシング人生でした!」と引退式を締めた。
 戦績は35戦26勝(13KO)8敗1分。お疲れさまでした。