[ニュース]2019.4.3
小國以載がIBF7位と世界前哨戦
小國は世界陥落から再起2戦目
 元IBF(国際ボクシング連盟)スーパーバンタム級王者の小國以載(30=角海老宝石)は5月8日(月)に後楽園ホールで開催される「SLUGFEST.9」のメインで世界前哨戦に臨む。その対戦相手が3日に発表され、IBF世界バンタム級7位のスックプラサード・ポンピタック(31=タイ)に決まった。
16年4月の久我戦
 ポンピタックは、これまでPABAスーパーバンタム級王座、IBFパンパシフィック・バンタム級王座と2本のタイトルを獲得した31戦22勝(14KO)9敗のファイターで、日本では16年に元日本スーパーバンタム級王者の久我勇作(ワタナベ)、17年に現日本バンタム級3位の田中一樹(グリーンツダ)と対戦。日本未勝利ではあるが、一瞬の踏み込みから繰り出す左右には注意が必要だ。逆に言えば攻めが単調で、小國が出入りを効かせれば問題はないはず。あとは世界前哨と位置づけられた再起2戦目で、どれほどのインパクトを残すかだ。
全7試合で行われる
 アンダーカードには、元日本フライ級王者の粉川拓也、16年度全日本スーパーフライ級新人王の福永亮次、粕谷雄一郎の移籍組を含め、角海老ファイター6選手が出場する。