日本スーパーフェザー級ユース王者の木村吉光(白井・具志堅)が、ステップアップを図り19日付けで同王座を返上した。16年度全日本新人王の木村は、プロ10戦目の昨年4月にリチャード・プミクピック(比)が保持していたWBOアジアパシフィック王座に挑み、惜しくも判定負けで初の黒星をつけたが、昨年8月に階級を上げた再起戦で三瓶数馬(協栄)を5回TKOで破りユース王座を奪取。今年2月にはWBOアジアパシフィック同級ランカーのアラン・バレスピン(比)に2回KO勝ちし、OPBF東洋太平洋ランク入りをはたした。次戦は未定だが、着実に階段を上がる木村に今年も注目したい。