[予備検診]2019.3.13
田口良一がリーチで9.5㎝上回る
戦う覚悟は出来ている
 WBO(世界ボクシング機構)フライ級タイトルマッチを3日後に控えたWBO同級4位の田口良一(30=ワタナベ)が13日、都内の日本ボクシングコミッション本部事務局で予備検診に臨んだ。田口は16日(土)に「岐阜メモリアルセンターで愛ドーム」でWBO王者の田中恒成(23=畑中)に挑戦する。
 試合は当日午後4時からTBS系列で全国生中継される。
数字は気にしない
 今回で10度目の世界戦となる田口だが、相手と会場が別にしての予備検診は初めてだという。リーチで9.5㎝上回っていることが判明し驚きを隠せなかったが、「打ち合いになるだろうし、相手は踏み込みが速いのであまり関係ない」と意に返さなかった。
パワー負けはしない
 昨年5月のヘッキー・ブドラー(南アフリカ)戦より胸囲が3㎝アップ。それに関する質問には「特に何をしたわけではないが、周りからも(胸囲が)大きくなったと言われる。ライトフライ級時代のようにフィジカルで押していきたい」を自信を示した。
時折笑顔も見せた
 また、以前は1日1リットルの水分補給だったのを、今回から1日2.5リットル採るようになり代謝が上がったことを明かすと、「減量も順調に進んでいる。前は減量苦の影響で喉が渇き3時間で起きてしまっていたが、今は6時間半ぐっすり眠れている」と万全を強調した。
決戦まで残り3日!