ムンギアは今年1月に井上岳志(ワールドスポーツ)を相手に判定勝ちで3度目の防衛に成功。昨年5月に米国でサダム・アリ(米国)を4回TKOで下し世界タイトルを獲得すると、井上戦まで4戦連続で米国で世界戦を行ってきた。今回が初めて母国での世界タイトル戦となる。
　一方のホーガンは15年12月にWBA(世界ボクシング協会)スーパーウェルター級暫定王座決定戦でジャック・クルカイ(ドイツ)に判定で敗れるも、その後は6連勝で満を持しての世界再挑戦となった。オーストラリアに拠点を置いて戦うアイルランド人のホーガンは似た形で世界王者となった同胞のIBF(国際ボクシング連盟)スーパーバンタム級王者のTJ・ドへニーに続くためメキシコでの世界戦に挑む。