[五輪版]2019.3.5
男子エリート42選手が合同練習
本来の目的は消えたが意義ある合宿に
 4月にバンコクでの開催が予定されているアジア選手権の代表選考会は中止されたものの、1日から4日にかけて、都内の『味の素ナショナルトレーニングセンター』と東洋大学・総合スポーツセンターでは、その期間を利用して男子のエリート合宿が行われた。10日から14日までアジア選手権の女子代表選考を兼ねて行われる予定だったエリート合宿は中止。選考会は同選手権での階級が旧来のままであることがわかり、昨年度の全日本王者をそのままの体重で出場させればよいと判断されたため、ひとまず白紙となった。
 全国から集まった日本トップクラスのエリート(成年)男子42選手には、2020年東京五輪に照準を合わせて「アマ転向」を決めた元プロボクシング世界王者・高山勝成(名古屋産業大学)の姿もあり、全日本レベルの実戦交流は高山にとって初めて。アマチュアボクシング界側にとっても新たな試みとなった。

【参加選手】
柏崎刀翔(福井県立福井南特別支援学校)
重岡優大(拓殖大学)
長谷部大地(駒澤大学)
坂本達也(近畿大学)
林田翔太(和歌山県庁)
坪井智也(静岡・自衛隊体育学校)
飯村樹輝弥(日本大学)
馬場龍成(自衛隊体育学校)
中垣龍汰朗(東京農業大学)
高山勝成(名古屋産業大学)
森坂嵐(東京農業大学)
藤田健児(自衛隊体育学校)
村田昴(日本大学)
松本圭佑(東京農業大学)
木村蓮太朗(東洋大学)
金子虎旦(日本大学)
堤駿斗(東洋大学)
嶋田淳也(駒澤大学)
内山雄平(享栄高校・教諭)
成松大介(自衛隊体育学校)
柴田尊文(拓殖大学)
冨田真広(中央大学)
今永虎雄(東洋大学)
完山隼輔(駒澤大学)
齋藤麗王(東京農業大学)
鈴木稔弘(日本大学)
平川優貴(山形屋)
岡澤セオン(鹿児島県体育協会)
金城大明(自衛隊体育学校)
秋山佑汰(自衛隊体育学校)
原田直樹(東洋大学)
石灘隆哉(日本大学)
荒本一成(日本大学)
平仲信裕(芦屋大学)
森脇唯人(法政大学)
細野恭平(近畿大学)
梅村錬(拓殖大学)
中島玲(東京農業大学)
赤井英五郎(赤井組)
栗田琢郎(日本大学)
新田隆人(中央大学)
坂本拓海(日本大学)