[発表会見]2019.3.4
大成ジムが3大タイトルマッチを発表
大成ジムが5月5日に3大タイトルマッチ
 元東洋太平洋ミニマム級暫定王者で日本ライトフライ級2位の加納陸(大成)と日本ユース・フェザー級王者の松岡輝(大成)、日本ユース・フライ級王者の松岡新(大成)が4日、三田市内のジムで次戦の発表会見に臨んだ。試合は、5月5日(日)に三田市内のセレクトンプレミア神戸三田ホテルで開催される「三田から世界へ 14」で3大タイトルマッチとして行われる。昨年12月、双子で同時に日本ユースのベルトを巻いた松岡兄弟は「しっかり勝つ」と意気込んだ。また、この日は日本ユースタイトルにアタックする挑戦者も顔を揃えての会見となった。
丸元大成会長
 会見の冒頭、丸元大成会長は「昨年12月に日本ユースタイトルを獲得した双子ボクサーの松岡輝と新、そして元東洋太平洋チャンピオンの加納陸の3大タイトルマッチの発表を行います。日本ユース・フェザー級王者の松岡輝は、勝輝ジムの殿本恭平選手と、日本ユース・フライ級王者の松岡新は、千里馬神戸ジムの鷲尾樹貴也選手と防衛戦を行います。また、加納陸はWBCユース・ライトフライ級王座決定戦でインドネシアのメクティソン・マルガンティと戦います」とそれぞれの試合を発表した。
加納陸(大成)
 続いてタイトル戦が決まった加納は「タイトル戦を3連敗して、このようなまたモチベーションの上がる試合を組んでいただき感謝しています。もういい加減本当にしっかりタイトルを獲らないと”プロボクサー”と名乗るのも恥ずかしいことになるので、必ず獲って、日本、東洋太平洋、アジア戦線に食い込んで行きたいと思っています。応援よろしくお願いします」と決意を口にした。
松岡輝と殿本恭平
 初防衛戦が決まった松岡輝は「一つタイトルを獲って自信にもなりました。チャレンジャーやった時のがむしゃらな気持ちのまま、圧倒的な勝ち方で勝ちたいと思います」。
 対戦相手の殿本は「せっかくいただいたチャンスですし、今まで新人王もタイトルを獲ることができなかったので、ここはしっかりチャンピオンになってランキングも獲りたいです」と落ち着いた様子で語った。
 
松岡新と鷲尾樹貴也
 最後に、松岡新は「前回、死に物狂いでなんとかタイトルを獲ることができたので、このベルトをしっかりと守り、対戦してきた選手の思いも胸に強い気持ちで戦いたいと思っています」と気合いを入れた。
 対戦相手の鷲尾は「このような場を与えていただきありがとうございます。チャンピオンの松岡選手はめっちゃ強いのはわかっていますが、5月5日は僕がしっかり勝って、チャンピオンベルトもランキングもいただこうと思っているので、よろしくお願いします」と拳を握った。
子供の日は三田で3大タイトルマッチ