総会後の記者会見では、来月31日に3年間の任期を満了する渡辺均・現協会長が先に「私個人にとっても花形会長は同世代の世界王者であり、男女で世界王者を育成する傍ら、ジム経営でも競い合ってきた間柄なので晴れがましい気持ちでバトンタッチできる」とコメント。「今は『クラブジム制度』を守ることで発展してきたこの協会が一つの岐路に立たされている。プロ・アマの関係を守り、日本ボクシングコミッション(JBC)にも自分たちの意見を入っていくと言う存在感などでも世間からの信頼を守りたい」と述べ、今後も相談役として協力していくと約束した。
 

　花形会長は「10年間協会に携わっていなかったので、立候補を提案された時は正直戸惑ったが、現役の役員の意見を聞きながら多数決を重んじ、ひとまず3年間の1期は頑張りたい。練習生の増加に向けてエアボクシングや1stBOX、ジュニアチャンピオンズリーグなどのイベントも大切にしていきたい」と話し、テーマとして『明るく楽しいボクシング界』という言葉を何度か用いた。