[海外ニュース]2019.2.25
WBSS 4.27米国ドネアvsテテ
バンタム級、スーパーライト級が出揃う
 WBSS(ワールド・ボクシング・スーパー・シリーズ)のバンタム級、スーパーライト級トーナメント準決勝が4月27日(日本時間28日)米国で開催されることが決定した。24日(日本時間25日)にWBSSがHP上で発表したもので、バンタム級のWBA(世界ボクシング協会)同級スーパー王者ノニト・ドネア(フィリピン)vsWBO(世界ボクシング機構)同級王者ゾラニ・テテ(南アフリカ)戦。スーパーライト級はWBC(世界ボクシング評議会)ダイヤモンド同級王者レジス・プログレイス(米国)vsWBA同級王者キリル・レリク(ベラルーシ)戦が行われる。
ドネアvsテテ
 ドネアは準々決勝を昨年11月にジョシュ・バーネット(英国)と行い、バーネットの怪我による棄権で4回終了時TKO勝利。バンタム級では7年ぶりの世界王者に返り咲いた。対するテテは昨年10月にミーシャ・アロイアン(ロシア)を相手に判定勝利。WBOタイトル3度目の防衛に成功している。先に発表のあった5月18日(日本時間19日)英国・グラスゴー開催のWBA王者の井上尚弥(大橋)と、IBF(国際ボクシングk連盟)王者のエマヌエル・ロドリゲス(プエルトリコ)と合わせ、いよいよ本格的にWBSS準決勝が動き出した。
プログレイスvsレリク
 スーパーライト級はプログレイスが昨年10月に元世界王者のテリー・フラナガン(英国)を判定で破り、全勝のまま準決勝進出。レリクも昨年10月に井上尚弥のアンダーカードでエドゥアルド・トロヤノフスキー(ロシア)に判定勝利。初防衛とともに次戦へとコマを進めた。こちらのもうひとつの準決勝は、井上と同日の英国でWBC同級1位のジュシュ・テイラー(英国)が、IBF同級王者のイバン・バランチクの王座挑戦を行う形で開催される。