[試合後談話]2019.2.14
激戦!日本ランカー対決
阪下の右が光った
 元OPBF東洋太平洋フライ級王者の中山佳祐(30=ワタナベ)と日本フライ級8位の阪下優友(27=角海老宝石)が14日、後楽園ホールで開催された「ダイヤモンドグローブ」51.5kg契約8回戦で対戦した。タイトル再挑戦を目指す両者のサバイバルマッチ、勝ち上がったのは――。
阪下が上位ランカーを撃破
 初回はサウスポー中山が上下にパンチを散らすと距離をキープし左ストレートを好打した。流れを変えたい阪下は3回から距離を詰めて打ち合いに持ち込むと4回にワンツーで膝を揺らし連打で先制のダウンを演出。立ち上がってきた中山にパンチをまとめてフィニッシュした。
3回から手ごたえを感じた
 大きな1勝を挙げた阪下は、「もっと距離が遠いと思っていたが、やりずらくはなかった。右ストレートが当たり嫌がっているのがわかった。相手は元チャンピオンで上手い選手なのでまさか倒して勝てるとは思わなかった」と白い歯を見せた。
 2014年以来、2度目のタイトル挑戦を目指す阪下は、「今年はベルトを獲ると決めているので、日本でも東洋タイトルでもチャンスが来たら獲りにいく」と拳を握った。