[前日計量]2019.2.1
ベルトを懸けてホープが激突!
第57代チャンピオンはどっちだ!?
 チャンピオンカーニバル日本フライ級王座決定戦、同級1位の中谷潤人(21=M.T)と同級2位の望月直樹(25=横浜光)の前日計量が1日に都内の日本ボクシングコミッション本部事務局で行われた。試合は明日の2日に後楽園ホールで開催される「ダイナミックグローブ」で行われる。
無敗で王座初挑戦の中谷
 最初に秤に乗った中谷はリミットちょうどの50.8kgでパスした。17戦全勝(12KO)で日本一に王手をかけた中谷は、「このタイミングでタイトル戦が決まったのはうれしい。偉そうな言い方に聞こえるかもしれないが、日本王座は世界へいくためのステップです」と静かに闘志を燃やした。
パワーパンチで倒す
 今回の試合に向けて大晦日から1月15日まで米国ロサンゼルスでスパーリング合宿を張った中谷は、「ジャブの打ち方を修正して強いパンチを身に付けてきた」と自信を示すと、「相手は過去に2回スパーリングしたことがあるが、良い選手なので気を引き締めていきたい。組み立てを意識してしっかりとペースを取り倒したい」とKOでのベルト奪取を誓った。
サウスポーは苦手ではない
 一方、19戦目で日本王座初挑戦の望月は100gアンダーの50.7kgを測定した。大一番を前にした望月は、「客観的に見て不利だと言われるのはわかっているが、それがモチベーションになっている。不利な予想を覆す」と気を吐くと、「やるべきことはやってきた。あとは人事を尽くして天命を待つ」とコメントし会場を後にした。