3月でプロ入り3年目を迎える三代は昨年6月にジムの期待に応え、僅か6戦目でOPBF王座を奪取。4ヶ月後の10月に日本王者の末吉大(帝拳)と統一戦を行い、フルラウンドを戦い抜くもジャッジ三者三様の判定で決着がつかず、両者のドロー防衛に終わった。
　今年は飛躍の年となった2018年以上の実績を積み、世界への足場を固めたいところだ。

　対する元WBOアジア・パシフィック同級王者の渡邉も、2年前の16年12月に当時OPBF王座を保持していた現WBO世界同級王者の伊藤雅雪(伴流)と統一戦を経験。伊藤はこのまま世界へと登り詰めたが、渡邉も再起をはたした香港で人気ボクサーとなり、香港、中国本土で戦績を重ね、昨年9月には台湾でOPBFシルバー王座を獲得した。
　2月で30歳の誕生日を迎える渡邉が、2年ぶりとなる日本のリングでどんな存在感を見せるのか注目だ。