[ニュース]2011.5.8
富樫、V6防衛は!?
左:ナガワ 右:富樫
 8日、WBC女子世界トリプルタイトルマッチ"WBC CARES"のメインとして後楽園ホールで行われたWBC女子世界ライトフライ級タイトルマッチ、王者・富樫直美(ワタナベ)VS挑戦者ジュシーズ・ナガワ(比国)の一戦。
 王者・富樫6度目の防衛戦は、序盤から富樫がリーチを活かしたジャブ・右アッパーで、フィリピンの新鋭に引き出しの多さを見せつける展開となった。
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 富樫は左ボディ・右アッパーでナガワを追い込み続け、5回には右ストレートでコーナーにつめるとワンツー連打でナガワに横を向かせ、レフェリーストップを呼び込んだ。
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 まさに完勝と呼べる内容で6度目の防衛を果たした"QEEN"富樫が控室で試合を振り返った。「アウトボクシングは最初から。中途半端な距離だとパンチをもらうので、しっかりガードを意識していた」とガードに重点を置いたとコメント。
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 2年振りの後楽園ホールに「こんなに遠ざかるとは、最初に思っていなかった。今日は凄い貴重な1日になった」とし、久し振りのホールに笑顔を見せた。さらに"WBC CARES"の成功を聞かれ「CARESはまだまだ続いて行く。みんなが出来ることを考えて行かないと。忘れちゃいけないことだと思う。今日改めて、一瞬一瞬を大事にしていかないといけないんだって感じました」と決意を新たにした。
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