[前日計量]2018.12.8
日本ウェルター級王座戦、全力勝負を約束!
健闘を誓い合った左:矢田と右:藤中
 日本ウェルター級タイトルマッチ、王者の矢田良太(29=グリーンツダ)vs挑戦者で同級10位の藤中周作(32=金子)の前日計量が8日、大阪市内の日本ボクシングコミッション関西事務局で行われた。試合は明日9日、エディオンアリーナ大阪(大阪府立体育会館・第2競技場)で開催される「CRASH BOXING.16」のメインにセットされている。イベントは全7試合で行われ、第一試合は13時スタート。
浪速のターミネーター矢田
 4月に戴冠をはたし、これが2度目の防衛戦となる矢田は、ウェルター級リミットの66.6kgを200gアンダーでパス。「体調も減量もバッチリです」とコンディションの良さをアピールすると、「明日はしっかりした試合をして防衛します。そして日本タイトルを卒業したいと思います」とステップアップを目標に掲げた。
集大成のリングにすると藤中
 一方、日本王座初挑戦の藤中は100gアンダーで秤を降りると、「ボクシング人生14年の集大成。やれることはすべてやってきたので、全て出し切って勝つのみ」と硬く拳を握った。
序盤から目が離せない!
 179cmの王者と173cmの挑戦者の身長差は6cm。ともに好戦的なファイターなだけに、藤中はいかに早く相手との距離を掴めるかがポイントとなる。対し、矢田は大柄な体格を活かし、藤中が飛び込んできたところに左フック、右ストレートを合わせてくるだろう。序盤からの駆け引きが楽しめそうだ。