[月間賞]2018.12.3
9月度MVPの井上拓真が決意!
左から重岡、井上、佐川
 9月度月間賞の表彰式が3日、後楽園ホールで開催された「第66回フェニックスバトル」のリングで行われ、MVPの井上拓真(大橋)、敢闘賞の佐川遼(三迫)、新鋭賞の重岡銀次郎(ワタナベ)に東日本ボクシング協会より賞状とトロフィー、記念品が贈られた。表彰後、3選手は受賞の喜びと今後の抱負を語った。
来年はタイトル戦線に絡みたい
 9月11日の試合で世界挑戦経験者の松本亮(大橋)を3回TKOで破り、上位ランク進出をはたした日本フェザー級4位の佐川は、「前回の新鋭賞に続き、2戦連続で月間賞をもらえて嬉しい。10日後の12月13日に堺東ミツキジムの13年度全日本新人王、河村真吾選手と試合を予定しています。強い相手ですが、勝って来年のタイトル戦線に絡めるよう頑張ります」と意気込んだ。
全KO勝ちで世界を獲る!
 また、9月25日のB級デビュー戦でタイ人を2度倒し、3回TKO勝ちを飾ったアマチュア5冠の重岡は、「デビュー戦で新鋭賞をもらえて嬉しい。次戦はまだ決まっていませんが、全部KOで勝って世界チャンピオンになる自信があります。今日は僕の名前を覚えて帰ってください」とアピールした。
兄弟で世界チャンプになる!
 最後に9月11日のWBC世界バンタム級挑戦者決定戦で前OPBF東洋太平洋バンタム級王者のマーク・ジョン・ヤップ(六島)に競り勝ち、年末の同暫定王座決定戦へと繋げた井上は、「ようやく世界戦を迎えることになりました。この2年間の思いをぶつける」と決意。WBA世界バンタム級王者の兄・尚弥に続くと約束した。