[海外ニュース]2018.11.23
12.1ネリが復帰第2戦目
悪童ネリが早くも復帰2戦目
 今年10月に3回KO勝利で再起を飾った前WBC(世界ボクシング評議会)バンタム級王者のルイス・ネリ(メキシコ)が、2ヶ月を待たずに次戦が決定。所属するサンフェル・プロモーションが正式にメディアへ伝えた。12月1日(日本時間2日)メキシコ・サルティーヨでネリが前戦で獲得したWBC同級シルバータイトルをかけ、カルロス・ホルヘ・ルイス・サルディネーズ(アルゼンチン)を相手に同タイトルの初防衛戦を行う。
日本では永久追放処分もWBCは容認
 ネリは今年3月の山中慎介(帝拳→引退)との世界戦で勝利するも、大幅な体重超過によりタイトルを剥奪、日本において永久追放処分となった。その後は、WBCが指定したドーピング・プログラムをクリアしたことにより、同団体からの出場停止処分が解除され10月に復帰。試合は初回から相手を倒し、3回にダウンを追加してのストップ勝ち。早くもこの復帰2戦目を行うことになった。
WBCバンタム級シルバータイトルマッチ
 対して、これが自国を出て初の試合となるサルディネーズ。ここまで14戦13勝(2KO)1敗とパワーレスながら好成績を残しているが、まだ名のある相手との対戦はなく役不足の感は否めない。WBC同級シルバータイトルを獲得したことで、早くもWBC同級4位にランクインしているネリ。試合後の動向が気になるところだ。