[帰国会見]2018.10.23
村田諒太「簡単には決められない」
帰国した村田諒太(帝拳)
 前WBA(世界ボクシング協会)ミドル級王者の村田諒太(帝拳)が23日、決戦地の米国ネバダ州ラスベガスから帰国。羽田国際空港で取材に応えた。20日(日本時間21日)に同級3位のロブ・ブラント(米国)に敗れ王座を陥落した村田は、「今は結果を受け入れるしかない」と心境を語った。
まだ疲れは残っている
 飛行機の中では、ほとんどの時間を睡眠に費やしたという村田。あらためて試合について聞かれると、「パフォーマンスとしては良いものではなかったが、ああしておけば良かったとは思わない。当日出したものが実力」と振り返り、「これから家に帰って子どものリアクションを見て(敗戦を)感じるものがあると思う」と話した。
これから熟考する
 気になる進退についてだが、「周りの声と自分の意思を擦り合わせていかなければならない。自分一人で決められることではないし、試合から2日しか経っていないので心境も変わってくると思う。簡単に決められることではない」と白紙であると強調した。
20日(日本時間21日)のブラント戦
 ブラントのマネージャーが「村田との再戦に応じる。30日間の返答期限を与えたい」とコメントしたことについては、「初めて聞いた情報です。もし、30日間あるのであれば会長と話させてもらう時間としては十分な時間だと思う」と話した。