[公開練習]2018.10.18
ロブ・ブラント「自信はある」
ブラントが報道陣に公開練習
 WBA(世界ボクシング協会)ミドル級3位のロブ・ブラント(米)が17日(日本時間18日)、米国・トップランクジムで報道陣に練習を公開。シャドーボクシングからサンドバック打ちで大粒の汗を流したブラントは「自信はある」と仕上がりに自信を見せた。ブラントは20日(日本時間の21日)に米国ネバダ州ラスベガス・パークシアターでWBA世界同級王者の村田諒太(帝拳)に挑戦する。
 試合は、午前11時からスポーツ専門のOTTサービス『DAZN』で生中継される。
スピードのあるボクシングを見せる
 練習前に会見に臨んだブラントは、「ムラタとラスベガスで世界戦が戦えることを本当に誇りに思うし光栄なことだ」と語ると、「ムラタはオリンピックゴールドメダリストだし、キャリアのある選手だと思う。私はスピードあるボクシングで攻略する。そのための準備もしっかりしてきたからね」と笑顔を見せた。「この試合はボクサーになった時からの夢の舞台。ここでやってきたことが間違っていないことを証明したい」と意気込んだ。
エディ・ムスタファ・ムハマドトレーナー
 3年前からタッグを組む元WBA世界ライトヘビー級王者のエディ・ムスタファ・ムハマドトレーナーは(66)「2ヶ月間このラスベガスでしっかり調整できた。多くのスパーリングでムラタの対策は完璧だ。やり残したことは何もない」と仕上がりの良さに太鼓判を押した。王者の村田については「実はオリンピックの頃から長年、彼を見てきたんだ。ウィークポイントはないと言って良い。でも、攻略方法はわかっているし、ブラントは実行するよ」と不敵な笑みを浮かべた。
週末は私がチャンピオンになる
 練習に入ったブラントは、入念なウォーミングアップ後、2ラウンドのシャドー後、3ラウンドのサンドバック打ちで大粒の汗を流した。「調子は過去最高に良い。土曜日は私が強いことを証明する」と日本の報道陣と握手し帰路に着いた。