笛木は「やれることはやって、今はすっきりしている。一度は日本ランクにも入ったが、それ以上の結果が出せなかった。だけど、ここまで戦えて満足しています。現役を引退します。いままで多くの応援ありがとうございました」と、引退に後悔はないと話した。今後については「いま働いている飲食店で経験を積んで、将来的には自分の店を出したいです」と語り、すでに第二のステージに向けて準備を整えているとのことだ。
　現役時代は07年度B級トーナメント決勝で天笠尚(HS山上)を下し優勝を獲得。日本ランキングではフェザー級8位が最高位。昨年12月の竹中良(三迫)戦が現役最後となったが、つねに熱い戦いを見せてくれた。笛木亮の今後の活躍を祈る。

■笛木 亮(ジャパンS):21戦14勝(10KO)6敗1分