[試合後談話]2018.9.2
7戦全勝のクドゥラ金子が魅せた!
クドゥラ金子がメインに登場
 日本ユース初代ウェルター級王者のクドゥラ金子(本多)が2日、千葉市青葉の森公園芸術文化センターで開催された「本多ジム50周年記念withDANGAN」のメインイベントに出場し、ジョエル・デラ・クルス(比)対戦した。試合は初回から金子のジャブが冴えわたった。
金子がメインを締めた
 強打者の金子が圧勝劇を演じた。ジャブを再三ヒットし距離を掴むと、ラウンド終盤にコーナーに詰めて先制のダウンを奪った。2回、勝負に出た金子は右フックから連打でキャンバスに沈めた。
多くの知人の前で勝ててうれしい
 地元ファンの前で勝利した金子は「練習していたジャブがよく出た。最初のダウンで効いているのが分かったから2ラウンドで試合を終わらせようと思った」と笑顔を見せた。今回は主戦場のウェルター級より3.4kg重いウェイトでの試合となったが「ウェルター級の方が動きやすい」と話すと、「ジャブには自信があるのでもっとスピードをつけていきたい」と課題を挙げた。
本多ジム3連勝!
 13歳でアフガニスタンから来日し7年5ヶ月。ファイトマネーを稼ぎ母国に学校を建てるのが夢だという金子。「早く上位選手と戦いたい。チャンスがあれば来年には日本タイトルに挑戦したい」と抱負を口にした。
青葉の森公園芸術文化センター