[海外ニュース]2018.8.9
10.13 WBSS準々決勝 テテvsアロイヤン WBO世界バンタム級戦
WBOバンタム級タイトルマッチ テテvsアロイヤン
 日本から大本命として井上尚弥(25=大橋)が参戦する「WBSS(ワールド・ボクシング・スーパー・シリーズ)」の準々決勝、WBO(世界ボクシング機構)バンタム級タイトルマッチ、王者のゾラニ・テテ(30=南アフリカ)とWBA同級5位につけるミーシャ・アロイヤン(29=ロシア)の対戦が、10月13日(日本時間14日)にロシアのエカテリンブルグで開催されることが決定した。
第3シードのテテと最後に残ったアロイヤンの対戦
 第1シードのWBAスーパー王者のライアン・バーネット(英国)は元5階級制覇王者のノニト・ドネア(フィリピン)を選び、第2シードの井上は元WBAスーパー同級王者のフアン・カルロス・パヤノ(ドミニカ)を選択。第4シードのIBF王者エマヌエル・ロドリゲス(プエルトリコ)は指名戦としてジェイソン・マロニー(オーストラリア)との対戦が義務づけられていた。そのためWBSS第3シードだったテテは自動的に最後に残った元オリンピックメダリストのアロイヤンを相手にWBSS準々決勝、タイトル防衛戦を行うことになった。
2階級制覇王者 テテvs元メダリスト アロイヤン
 30戦27勝(21KO)3敗のキャリアを持つ王者に対し、挑戦者のプロキャリアは僅か4戦4勝。しかしアロイヤンはアマチュアで12年ロンドン五輪で銅メダル、世界選手権でも2度金メダルを獲得している実力者。16年リオ五輪でも銀メダルを獲得したが、ドーピング検査で陽性反応を示してメダルをはく奪されて、翌17年にプロデビューした。2階級制覇王者テテのプロキャリアか?元トップアマのアロイヤンか?WBSS準々決勝から早くも目が離せない。