計量は両者ともに100gアンダーの55.2kgで一発クリア。フェイスオフで闘志を高めると、水野は「猛暑は調整に影響なかった。明日は倒すだけ、期待してください」と言葉少なく必勝を誓った。
　一方、12戦目で初のタイトルに挑む伊藤は、「水野選手は同じ中部地区で同じ階級。いつかは同じリングに上がると思っていた。相手に合わせず、自分のボクシングを貫きたい。闘牛士の異名を誇ったリカルド・マヨルガ(ニカラグア/元世界2階級制覇王者)のように気持ちを前面に出して闘う。判定でもKOでも勝てば良いと思っている!」と意気込んだ。