[ニュース]2018.7.24
大竹秀典の世界再挑戦が決定!
 OPBF東洋太平洋スーパーバンタム級王者でWBO世界同級6位にランクされる大竹秀典(37=金子)の3年9ヵ月ぶりとなる世界挑戦が決定。米国大手プロモーターのトップランク社が日本時間24日に公式サイトで発表し、大竹は8月25日(日本時間26日)に米国アリゾナ州グレンデールのヒラ・リバー・アリーナでWBO王者アイザック・ドグボエ(23=ガーナ)に挑戦することになった。
マグダレノ戦ではダウンを跳ね返し逆転勝利したドグボエ
 アマチュア出身のドグボエは12年のロンドン五輪、バンタム級1回戦で銅メダルを獲得した現OPBFフェザー級王者の清水聡(大橋)に判定で敗れているが、翌年プロに転向するとここまで19戦全勝(13KO)をマーク。世界王座は今年1月にWBO1位のセサール・フアレス(メキシコ)とWBO暫定王座決定戦を争い、5回TKO勝ちで獲得し、4月には正規王者のヘスス・マグダレノ(米)との王座統一戦で11回TKO勝ちを収め、王座統一と同時に正規王座へ昇格した。
仕事人の異名を誇る37歳の挑戦!
 勢いのある若き世界王者に挑む大竹は、今回が2度目の世界挑戦。初挑戦は14年11月にイギリスで当時のWBA世界同級王者スコット・クイッグ(英)に挑んだものだが、流れを掴むことができずに大差判定負けを喫した。しかし15年5月に再起すると5連勝を飾り、昨年3月にジェルビルト・ゴメラ(比)との決定戦を制して日本王座以来となるOPBF王座を獲得。今年3月までに3度の防衛に成功し、37歳にしてこのチャンスを掴んだ。戦績は36戦31勝(14KO)2敗3分。