[ニュース]2011.4.23
6/4 ロスは前座も豪華
 80年代から90年代のカリスマ、元3階級制覇王者フリオ・セサール・チャベス(メキシコ)の長男チャベス・ジュニアが6月4日、米国ロサンゼルスのステープルズ・センターでWBC世界ミドル級王者セバスチャン・ズビック(独)に挑戦するが、この日はアンダーカードも豪華だ。
 タイトルマッチではフリオ・セサール・ミランダ(メキシコ)対元世界ライトフライ級王者ブライアン・ビロリア(比)のWBO世界フライ級戦と、IBF世界ライト級王者ミゲール・バスケス(メキシコ)の防衛戦(相手未定)が予定されている。
 さらに29戦全勝(18KO)の俊英バーネス・マーティロスヤン(アルメニア/米)対サウル・ローマン(メキシコ)、そして元2階級制覇王者ラファエル・マルケス(メキシコ)の再起戦も組まれている。マルケスの相手は27戦24勝(8KO)2敗1無判定の31歳、マイク・オリバー(米)。マルケスは昨年11月、ファン・マヌエル・ロペス(プエルトリコ)の持つWBO世界フェザー級王座に挑んで8回終了TKO負けを喫して以来の実戦となる。長谷川穂積(真正)から王座を奪ったジョニー・ゴンサレス(メキシコ)の防衛戦の相手候補にもリストアップされているだけに、試合内容と結果が注目される。