[ニュース]2011.4.21
佐藤幸治、世界に向け
左:アルフォンス 右:佐藤
 東洋太平洋ミドル級王者・佐藤幸治(帝拳)は20日、後楽園ホールでノンタイトル10回戦を戦い、インドネシア国スーパーウェルター級3位のアデ・アルフォンス(29戦14勝4KO12敗3分)から1回に3度のダウンを奪う快勝。世界再挑戦に向け、弾みをつける一勝となった。
速攻KO勝利の佐藤
 1回2分25秒KO。3年ぶり(08年、当時の日本王者・江口啓二戦で1R勝利)に初回決着で試合を決めた佐藤は、リング上のインタビューで「とりあえずの目標は、世界ランキングで1桁に入ること。(30歳の自分には)時間はそんなにないと思う。結果を残し、もう一度世界を目指せるよう頑張りたい」と意欲を燃やした。
被災地への思いも忘れず
 また、震災の被害を受けた福島県相馬市出身の佐藤は「被災地の方々に、少しでも喜んでもらえる試合ができたと思う」と被災地への思いも語っていた。