[試合後談話]2018.6.5
決勝戦を目指し真っ向勝負!
左:橘 右:生井
 毎回、激戦が繰り広げられている「第75回東日本新人王戦」。5日の後楽園ホールでは全12試合で熱い戦いが行われた。
橘が逆転KO勝ち
 第11試合ライト級4回戦では生井航平(21=ワールド日立)と橘ジョージ(22=協栄)が対戦。初回にサウスポー生井の左フックでダウンを喫した橘だったが、プレスをかけてボディを叩き体力を削っていくと、2回にロープに追い込んで連打でストップ勝ちした。
3度目の新人王挑戦で頂点を目指す
 初のKO勝ちとなった橘は「久しぶりの試合で動きが硬かったが、ダウンを取られて目が覚めた。ボディを打ったら嫌な顔をしていたのでしつこく攻めた」と声を弾ませた。次戦は齋藤眞之助(22=石川ジム立川)と対戦する。試合直後に観戦した橘は「戦いにくそうな相手なので、もっと練習して勝ちます!」と拳を握った。
齋藤が勝ち上がった
 最終12試合ではライト級4回戦、齋藤眞之助(22=石川ジム立川)と龍神佳輝(21=ワタナベ)が激突。初回に右アッパーでダウンを奪った齋藤が、その後もペースを維持しフルマークの判定勝ちを収めた。
ダウンを奪ったパンチは狙っていた
 10ヶ月ぶりの試合を勝利した齋藤は「気持ちが先走って打ち合ってしまい、練習の成果を出すことができなかった。勝てたのはうれしいが反省点が多い試合だった」と感想を口にした。次に対戦する橘の印象を「テクニックがあり強いと思う。練習する時間が増えたので次も絶対に勝ちたい」と抱負を語った。