[試合後談話]2018.5.30
セミファイナルは壮絶な打ち合い!
激戦を繰り広げた
 タイトル挑戦を目指す日本ウェルター級6位の永野祐樹(28=帝拳)と日本スーパーウェルター級4位の長濱陸(26=白井・具志堅)が30日、後楽園ホールで開催された「ダイナミックグローブ」ウェルター級8回戦で激突。プレスをかける長濱に対し、サウスポー永野は左ストレートで迎え撃った。
永野が勝ち抜いた
 体格で勝る長濱がジリジリと距離を縮めて右を伸ばしたが、永野は打ち終わりに左ストレートを決めて右目下を切り裂いた。4回、長濱はボディに的を絞り後退させるとワンツーを好打。長濱が先に仕掛けたが、永野も負けじと打ち返しラウンドを重ねた。5回、長濱の強烈な左ボディでピンチに陥った永野だが、手数を増やし左ストレートを効かせると怒涛の連打でストップに持ち込んだ。
ディフェンス力を上げたい
 これで12連勝となった永野は「レフェリーが近づいてきてストップされる雰囲気を感じたので、打ち返したら左が当たった。気持ちで負けてはいけないと思った」と冷静に試合を振り返った。上位ランカーを撃破した永野は「タイトル経験のある選手に勝てたのは自信になった。これからも勝ち続けて上を目指したい」とさらなる飛躍を誓った。