[ニュース]2008.2.29
女子プロテストを終えて…
 日本ボクシング界にとって、記念すべき一歩を記した第1回女子プロテスト。テスト終了後には主だった女子ボクサーの会見が行われた。

■WBA世界ライト級王者
ライカ選手(山木)
「終わってホッとしてます。スパーはこんなもんかな。試合とは違う緊張感とモチベーションでちょっと変な感覚でした。今日はとりあえずプロテストを楽しもうと。女子プロ化は素直に嬉しい。違うステージで戦える今日が第一歩です」

■元日本フライ級日本バンタム級王者
藤本りえ選手(協栄)
「報道陣の注目が凄いですね。緊張は無かったんですが、初めてのサウスポーなのでやりずらかった。手数をもうちょっと。試合では気持ちを前に出したいです。」

■元日本フライ級王者
猪崎かすみ選手(花形)
「まずはホッとしています。スパーは最高ではないが、試合で最高をお見せするとしてまあまあかな。今後は花形ジムを背負って戦えるのが嬉しい」

■2003~2007年アマチュア
ライトバンタム級優勝
四ケ所麻美選手(F赤羽)
「緊張しました。体より頭で考えすぎてしまって自分の力の半分以下しか出せなかったのが悔しい。まずは合格し、最終的には世界チャンピオンを目指します。プロになったらお客様に喜んでもらえる試合をしたい」

 またテスト後に開かれたJBC・JPBA女子合同実行委員会の記者会見で、東日本ボクシング協会の大橋会長も「日本ボクシング界の歴史的な貴重な瞬間に立ち会えて嬉しい。女子ボクシングがゴルフやサッカーの様に世界で活躍出来る事を望みます」とコメントし、女子ボクシングの今後の活躍に大きな期待を寄せていた。