[試合後談話]2018.5.26
堀川謙一が大阪でタイトル前哨戦
52戦目を迎えた堀川謙一(三迫)
 元日本ライトフライ級王者で現在は日本同級1位の堀川謙一(三迫)が26日、大阪市内のエディオンアリーナ大阪で開催された井岡弘樹ジム主催の「CHAMP FIGHT 3」のメインイベントで、タイ人ボクサーを相手に50.0kg契約8回戦に臨んだ。王座返り咲きを目指すベテラン堀川は、タイトル前哨戦をどのように戦ったのか。
 
左ボディが光った堀川
  試合は、堀川の多彩なボディ打ちが随所に決まり、ベテランの技を見せつけた。相手の出方を伺う静かな立ち上がりを見せた両者だったが、先に距離を掌握した堀川が左ボディを起点に組み立てた。モンコルは堀川の打ち終わりに左フックを振るったが、かわされ、自身のボクシングができない。7ラウンド、ラッシュを仕掛けた堀川がレフェリーストップを呼び込んだ。
 
もっと試合がしたいと堀川
  試合後、堀川は「 無傷で終わりたかったですが、ボクシングは甘くないですね。いろいろと試したかったこともありましたが、相手が想像以上に強く、出せなかったことが多かった」と反省の言葉が口を突いたが、最後に「また試合がしたい」と先を見据えた。
 
三迫貴志会長
  三迫貴志会長は「相手も強かったけど、冷静にボディで組み立てるところはやっぱりベテランだね。今後のことはうちとしてはチャンスを待つだけですね。いつでも準備はできていますよ」と笑顔を見せた。