[前日計量]2018.5.24
拳四朗 一貫4000円の寿司に舌鼓
両者とも200gアンダーでクリア
 いよいよ明日に迫ったWBC(世界ボクシング評議会)ライトフライ級タイトルマッチの前日計量が都内のホテルで行われ、1年ぶりに対峙する現王者の拳四朗(26=BMB)と前王者のガニガン・ロペス(36=メキシコ)はともに200gアンダーの48.7㎏で一発パスした。
 試合はWBA(世界ボクシング協会)バンタム級王座に挑戦する井上尚弥(大橋)とのダブル世界として25日(金)、東京・大田区総合体育館で開催され、当日午後7時57分からフジテレビ系列で放送される。なお前売りチケットはすでに完売し、当日券の発売もない。
クリア後は拳四朗スマイル
 カメラマンの要求に応え、しばらくロペスとにらみ合った拳四朗は、囲み取材で「相手はかなり気合いが入っている」とコメント。水分を補給しいつものスマイルを見せると、ここで計量後の恒例となった西麻布焼肉の名店「けんしろう」の回復メシに舌鼓を打った。今回は一貫4000円のシャトーブリアン寿司を口にし、「旨~い」と満面の笑みを浮かべた。
フェイスオフは得意じゃないけど
 昨年のロペス戦では僅差判定勝ちを収めた拳四朗。今回も接戦となる可能性は十分にあるが、12戦全勝(6KO)の若き王者は「焦らず自分の距離で戦ってカウンターを当てていきたい。6~8回で倒すのが理想」と3度目の防衛戦をイメージした。
王座奪還を目指すロペス
■計量結果
WBC世界ライトフライ級タイトルマッチ
王者 拳四朗(26=BMB)
体重:48.7kg
体温:36.7℃
脈拍:58/min
血圧:133/85mm/Hg

挑戦者ガニガン・ロペス(メキシコ)
体重:48.7kg
体温:36.7℃
脈拍:56/min
血圧:131/74mm/Hg