[試合後談話]2018.4.29
加納陸が三田でタイトル前哨戦
キッティサクと加納陸
 日本ミニマム級1位の加納陸(大成)が29日、三田市内の三田ホテルで開催された「三田から世界へ12」のメインイベント、48kg契約8回戦でタイ人選手と対戦。トップコンデンターとして実力を試される一戦となった。
 
左ボディで鮮やかなKO勝利
 試合は加納が抜群のスピードを生かし圧倒した。開始から攻勢を強めた加納は、キッティサクをコーナーに詰めると、左ボディを起点に回転の早いパンチで圧倒。2度のダウンを奪いKO勝ちを収めた。年内にも予定する日本タイトル戦に弾みをつける勝利となった。
加納陸(大成)
   控え室に戻った加納は「この試合が終わるまではこの試合に集中していました。まあ、良い形で勝って終われたので、次戦に向けてしっかり準備をしたいですね。次のタイトル戦が本当の3度目の正直です」と、笑顔を見せた。
丸元大成会長
    丸元大成会長は「陸も20歳になりました。普通の20歳が味わうことのない悔しい思いをしているし子ですから、ここからは一歩一歩じっくりしっかりとタイトルを獲っていきたいと思います。次は、多分日本タイトル戦になると思いますが、決まったら発表します」と、次戦のタイトル戦に含みを持たせた。